tumblr.桜井@猫丸屋 RSS

Archive

Mar
27th
Sun
permalink

栄村とは、長野県北部下水内郡に属する人口2500人あまりの小さな村である。長野県と新潟県との県境に位置し、主な産業といえば農業林業しかなく、特筆すべき施設と言えばダムしかないような栄村に、2011年3月12日、震度6強の地震が発生する。この段階で、地方自治体としてはもはやどうしようもないレベルである。しかも、本震発生から1時間のうちに、なんと震源域を同じとする震度6弱の余震が2度繰り返される。これは、北信濃の鄙びた寒村に過ぎない栄村に、まさに日本の地震の歴史にも類をみない未曾有の大災害が訪れたことを意味した。

そして、短時間にわたって繰り返された激しい揺れは栄村のインフラ設備に大きな被害をもたらし、多数の建造物を破壊。未明の大災害に栄村は 大混乱に陥った。夜が明け、被災した状況が確認されるようになると、そこら中で栄村単独では対応しきれない大被害が続出しており、その結果、村民約 2500人のうち2000人に避難指示を呼びかけられ、1700人あまりが実際に避難を行うことになる。

今回の震災は、まさに栄村始まって以来、むしろ縄文時代以降、この地域に人が住み始めてから最も巨大な災害となった。あわせて、長野県の歴史においても、近年、激甚災害にまで指定されるような震災が一度も観測されたことがないことを鑑みれば、いかにこの地震が緊急かつ多大な支援が必要な事例であるかが分かる。

しかし世の中は・・・。本当に世の中ってものは・・・。

tumblr.桜井@猫丸屋
Comments (View)
blog comments powered by Disqus